やむろぐ

すきなものちまちまつまみぐい

「黒マントさん」襲来!

わうわうさんがまたしてもやってくれたぞ!(笑)

2015年からVさんをはじめ、桑田さんやサザンの特集などで大変お世話になっているWOWOWさんなんですけども、
タキツバに熱くなっているこんな時にまさかの「こどもつかい」放映とか!

分類上は「ホラー」ということなのですが、
お化けが出て来てぎゃあ!という怖さというよりも(実際"黒マントさん"について回る”こども”はどこか可愛い)
”人の闇”を覗き込む背徳感というか、気味悪さというかそっちの怖さの方が際立っていた感じで。
見終わった後、思わず自分の行動を顧みてしまったよ…

そんなちょっぴり考え事をしがちな作品を中和してくれるのがキャスト陣でして!

新人新聞記者の駿也役をHey!Say!JUMPの有岡さん、
その恋人で保育士の尚美役を門脇麦さんが演じてらっしゃいまして。
このお二人の「普通」の感じが非常に感情移入しやすく、またストーリーの”不思議な感じ”を引き立たせていたかと。

で、肝心の滝沢さんの事ですよ。

公式サイトでは「こどもつかい」という名前の"謎の男"ということになっていますが…
ポスタービジュアルにも登場していますが、「人間離れ」した容姿なわけでして。
どうしてそうなのかは"ネタバレ"になってしまうので詳しくは書けませんが、
(公開から1年以上たっていて製品版発売もレンタルもやってますが念のため…)
その妖しさもこの作品の鑑賞ポイントの一つかと!

ぼろぼろの黒マントの下に見え隠れする赤い布やピエロのようなズボン、
まさかのロングヘアーに怪しげな白いお肌…そもそもが美しいのにそれが増幅されるなんて(震)

ストーリー序盤はちらっ、ちらっ、と存在を匂わすような感じで登場するだけなのですが、
中盤から「出てくるの待ってたでしょ?」と言わんばかりに出てくる"黒マントさん"!

その”可愛いぜポイント”(!)をまとめてみるとこんな感じ

・”こども”を呼んだり"操る"ときに、ものすごく楽しそうに”笛”を吹く
・尚美に話しかけるとき"真面目顔"から"ほほ笑み"、"むくれ顔"といった感じで百面相を披露する
・”回想シーン”で飴を食べようとして落としてその後の出来事に続く…という一連の流れ(※ちゃんと意味があります)
・同じく"回想シーン"で”女の子”に話しかけるときのピエロぶり
(声がめっちゃ楽しそうで可愛い・やけにぴょんぴょん飛ぶ・それでいて優しい)
・ラスト近くのとあるシーンで「滝沢歌舞伎」ばりのフライングをキメてくる

最後の「フライング」はどう見てもやり慣れている感があって、
それ違う作品じゃないの!(笑)」と突っ込んでしまったぞ。かなり重要なシーンなのに…

興味を持った方はぜひ見ていただくと幸い!
怖いことは怖いですが、それ以上にデザイン(特に"黒マントさん"の)が秀逸なので!

あと、関連商品を探したところ、ノベライズもあるんですね!DVDも気になる!
お財布と相談しながらどうしようかなと思う今日この頃です。