やむろぐ

すきなものちまちまつまみぐい

V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE1995~FOREVER~

公演日・会場:2015年9月4日(金) @大阪城ホール

この公演が私にとって”初参戦”のコンサートでした。
20周年の節目の年に、コンサートにお伺いできることはなによりもうれしいことで、
抽選結果を確認するために電話をかけて、”当選”の声を聴いた時の震えは今でも思い出せます…

で、なぜ大阪公演だったのか…
もともと希望には東京公演(11月1日)も入れていたのですが、まぁ倍率がねぇ…
個人的に大阪に行きたい!というそこそこゆるい思いがあって大阪公演も選んでいたのでした(笑)

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ではでは、さっそく本題へ。

この日の物販の開始予定時刻は13:30からだったのですが、
MCにて井ノ原さんが(一旦)雨男を返上するぐらいの残暑厳しい日で、
待機列も長くなったためか1時間繰り上げて12:30からの開始となりました。


▲対岸から撮ってみた(白いテントがグッズ販売所、手前に長い列が…)


▲大体の会場付近と動線はこんな感じ

広場の川側にグッズ販売所が設置されており、順序としてはこちら側から案内があり、
柵を挟んでホール側にCDの販売所と”メッセージリボン”の記入所が設けられていました。

物販やリボンへのメッセージの記入のときに周りを見たところ、
さすが岡田さんの地元!ひらかたパーク特製「枚方パーカー」を身に着けた人や
外国からのファン(もしくは留学生?)が居てファン層の幅広さをひしひしと感じました!
(岡田さんのウチワに"おひげ"がないか確認していたファンがいたのは内緒だぞw)

開場時間が近づき、入場口に向かっていると、人だかりの向こう側にツアートラックが2台。
この時の写真はゲームアプリとして配信していた”ラブセン”のもので、
ゲームもコンサートも宣伝できちゃう優れモノでした(笑)

そして、入場時には手荷物検査と一緒にいくつかの配布物がありまして、
”ラブセン”のチラシと”Vみくじ”と題したカードの2つ。
”Vみくじ”は実際にゲーム内で一日一回引くことができた物の”リアル版”で、
開けるまで中がわからない仕様(銀パックの袋に入っていた)で、開けたところ三宅さんの大吉が!(嬉)

場内は演出のため、しっかりとスモークが焚かれており(!)
シングル曲のインスト版が流れる中、スクリーンには注意事項と関連作品のCMが流れていました。

どんな物が流れていたかと言うと…

①マナーと"メッセージリボン"について
公演中の諸注意(迷惑行為の禁止、非常時の対応など)と、
"メッセージリボン"のネタバレ厳禁(SNSへの投稿禁止など)が文字情報として流れておりました。

②「図書館戦争 THE LAST MISSION」の予告編
「教官岡田」が大変カッコイイ予告編だったのですが、
この直後に流れるCMとの差が会場内を爆笑に誘うという…(笑)

③"ラブセン"のトレーラームービー
学校へ行こう!2015」で流れたCMとは別バージョンの映像で、そこそこ長尺。
Air」がBGMでした。メンバーの"甘い一言"が流れるたびにザワつく場内が何とも面白かったです。
…今考えるとかなり攻めたゲームだったかと。(笑)

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開演時間になるとともに会場内の電気が落とされ、ファンのテンションが一気に上昇!
何のアナウンスもなく戸惑ってしまう自分…そんな感じで「はじめてのコンサート」は始まったのでした(笑)

始まりはこのコンサート用にアレンジされた「Wait for you」から。
ピアノと森田さんのソロでしっとりと始めたかと思うと、一気に「MUSIC FOR THE PEOPLE」へ!
そして「Supernova」という息つく暇もない選曲でテンションを上げていきます。

その後、「太陽のあたる場所」で客席近くの花道にやってきて、
なんとナツカシの「Can do! Can go!」も披露!
「SPOT LIGHT」でがっつりファンのテンションをつかんでいき、MCへと突入していったのでした。

<MCタイムその1>

【地元の人とそうじゃない人】

大阪公演ということで、岡田さん大歓迎な雰囲気の中始まったMC。
長野さんがMBS「魔法のレストラン」に出演していたことから、
「大阪の言葉しゃべってみて」と振られたものの、
そのエセなクオリティーに岡田さんのスイッチが入ってしまい、こう一言。

岡田「長野くん…、怒られるで?」

これぞ岡田!いいぞ!という空気が流れたのは言うまでもなく…(笑)


【デビュー発表をした場所】

実は、9月4日は「デビューを発表した日」だったそうで、(知らなかった!)
当時を思い出してジワリと盛り上がるメンバー。

井ノ原「(会見は)ヴェルファーでやったんだよね!」(イントネーションがおかしい)


熟成肉?】

坂本さんがいい感じに仕上がっているという話から、妙な空気でトークが展開される羽目に…

?「熟成肉みたい」
三宅「熟成肉って腐る直前が一番良いらしいね?」
長野「そうそう…(軽く熟成肉の説明をする)」
坂本「腐る前ってどういうことだよ」
?「それだけ良い味に仕上がってるっていうことじゃないの?」

(以降、誰も坂本さんのフォローをする様子は無く話が進む)

坂本「待って、誰も俺の事助けてくれないの?」


【コール&レスポンス】

他の地域でも話題になった「年齢・男女(とスタッフ)別コール&レスポンス」。
お客さんの反応の良さに気をよくして「スタッフも呼んでみようか!」と声掛けしたところ、
「…うぉーっ!」と謎の間を置いて返事が。「なんか反応鈍かったね」と辛口評価が下っていました(笑)

そして、冴えわたるキレを持つ三宅さん。"初めてコンサートに来た人"を聞いて、こう一言。

三宅「今まで何してたの?」(直後、他のメンバーからたしなめられる)

そして、さらに"アルバムを買った人・まだの人"を聞いてこう一言。

三宅「アルバムはここ(コンサート)の通行手形だから」
井ノ原「じゃぁ、買ってない人はどうやって入ったの?」

ひとしきり6人で話をした後、トニセンが衣装替えで後ろへ入り、カミセントークが開始。
岡田さんを剛健が質問攻め(?)にするような構図で話が展開していきました。


【"とにかく明るい岡田"】

「SUPER Very best」を会場で買うと、
「Wait for you」の限定バージョンが聴くことのできるコードがもらえるという話の中で、
こちらも公演中恒例行事になっていたらしいひとネタ。

岡田「(足元を指さして)安心してください、売ってますよ!」
三宅「指の位置は"ここ(会場)で買えます"ってことだよね?」
森田「そりゃそうだろ」


ひらパー兄さんでおま!】

ひらかたパークの方が来場していたこの日。外すわけにはいかないネタに盛り上がります。

森田「ひらパーってどうやって行くの?」
三宅「"園長"なら連れてってよ。」
岡田「まずJRで京橋まで行って、京阪の駅の売店でフランクフルトを買ってください。」
森田「お勧めの乗り物とかあるの?」
岡田「うーん…(客席にいるひらパーさんの様子を伺う)全部かな」
三宅「本当?」

ひらパーさんをチラ見しすぎて「見すぎだよ!」と剛健に突っ込まれる岡田さんだったのでした。

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準備が済んだとのことで、カミセンが後ろに入り、トニセンが再登場!
Honey」は、実はここで初めて聞いたという…(笑)
キュートなラブソングと振りで落ち着いていた興奮が戻ってきます!

個人的に一番好きな演出だった「涙のアトが消える頃」。
過剰な(笑)スモークはこのシーンのためだったのか!と思えるほど良いシーンでした。

アリーナの中心に丸舞台があり、そこにイスを置き、メンバーが囲んで歌うのですが、
その舞台に沿ってサーチライトと鏡のフタ(?)が設置されていて、
フタが上下して、光が反射し、
スモークと相まって"柱"を作るという幻想的なシーンになってました。

「GUILTY」も魅せる曲なのですが、今回は「椅子に座ってダンス」という斬新なやり方でした。
最後はメインステージに戻り、大型ビジョンに映し出されたコインを受け取るというニクイ演出も。

カミセンの「キミノカケラ」、「Will」としっとりした歌が続くも、突然、曲調が変化。
これも初めてだった「SP "Break The Wall"」!キレのあるダンスと歌でガンガン行く感じがすごかった!
そして、最後、メンバーが指にはめていたレーザービームを出した後、一気に現実に戻ることに…(笑)

井ノ原「指からビーム出しちゃいましたぁ…V6でぇす」
坂本「おまえ”ヒロシです”みたいに言うなよ」
長野「ヒロシでぇす」
(会場爆笑)

再びのMCは、引き続きひらパーの話に。

<MCタイムその2>

【なぜ一つだけ…?】

井ノ原さんが知り合いからひらパーの「園長(延長)コード」をもらったという話から、
三宅さんが「俺も欲しい!」と言ったため、交渉する岡田さん。しかし、ひらパーさん側にはマイクが無く、
静かにすると聞こえるかも、ということで会場を静かにしてから今度は井ノ原さんがお伺いを。

ひらパーさん「三宅さんの分あります!」

おお、良かったと安堵の空気が会場内に流れるも問題はこの後。
残りのメンバー分もあるかも!と、話が盛り上がり、代表で森田さんがこう一言。

森田「俺の分もありますか?」

ということで、再度交渉。しかし…

ひらパーさん「ごめんなさい!一つしか持ってきてないんです!」

マジか!と会場は爆笑の渦に。そして、「後日送ってもらえるか?」と聞いてみることに。すると、

ひらパーさん「すぐに送ります!」

とのこと。はたして本当に送ってきたのかどうか…。


【そういえばあの時…】

そんなやり取りの後、ゲストとして関西ジャニーズジュニアの面々がステージへ!
ざっとみて15~6人ぐらい。先輩を前に緊張しているのが何となく分かりました…

先頭に立っていたコは以前トニセンが舞台をしていた時に挨拶に来ていたのだそう。そこで、

井ノ原「俺が風呂上りの時にあったコだよね?!(以降軽いエロトークを展開)」

完璧に男子の顔でしゃべり続ける井ノ原さんに、会場も笑いが止まりません(笑)


【衝撃の事実】

1人ずつ自己紹介とインタビューを繰り返し、ちょうど真ん中ぐらいに来たころ、
"そのこと"を知ってか知らずか、井ノ原さんがジュニアのコにこう質問しました。

井ノ原「…お父さんって幾つ?」
関西Jr.「36です。」
V6「ふええっ?!」(同時にざわつく場内)

その事実に絶句するメンバー。しばらく場内もざわつきがおさまりませんでした。
そして、同い年の森田さんが呼ばれ、隣に立つとざわつきはさらに大きなものに…
このコンサート最大のハイライトでした…。


【シメは大先輩のお言葉で】

一通りの話が終わった後、井ノ原さんは、長野さんに「何か一言」と話を振ります。そして、

長野「9年ジュニアやって、事務所辞めた事もあった。でも今はいい仲間に巡り会えた。」

さすが30年選手。言葉の重みが違います。この辺りで2回目のMCはお開きとなりました。

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ここからはメドレーブロックへ。幾つかの「章」に分けて披露される楽曲。
Vさんたちの多種多様ぶりをしかと見せつける最高のショーでした!

まず、トップバッターは「Orange」!
時計の針の音から始まるイントロと大型ビジョンのロゴ時計の動きがマッチして始まりを飾ります!

そして「COSMIC RESCUE」で流れるようなダンスの後、オトナな「IN THE WIND」を挟み、
なんと「Sexy.Honey.Bunny!」のイントロが!ビジョンにはキメる坂本さん姿が映り盛り上がる会場。
「来るか?!」と思った瞬間、なんと会場が急に暗転。即座に爆笑の渦が(笑)
(※DVDに収録されているドキュメントによるとこの時の”泥棒”は長野さんだった模様)


「セクシー泥棒」と呼ばれたこのネタ、地域ごとで少しずつ演出が変わっていたようで、
この日は暗転の後、呆然とする坂本さんを置いてけぼりにして「愛なんだ」を歌うというものでした。
(ただしこの辺はうろ覚え…)

そして「2回目」。同じくしっかりと決める坂本さん。そして、マイクを構えた瞬間、

岡田「おまぁぁぁぁ!」

坂本さんにがっつりカブり、会場内に響き渡る超ひらパー兄さんの雄叫び!(笑)拍手喝采でした。

間奏を挟んでやってきた「三度目の正直」。
お馴染みのフレーズが流れる中、ピタッと音が止み、スポットライトを浴びる坂本さん。
(…やっちゃっていいの?)と周りを確認し、他の5人が見守る中、渾身の「Sexy!」を決めたのでした。

その後、もう一度「愛なんだ」を歌い、「kEEP oN.」へ。
ハイキーな長野さんソロと、弾丸コンビ(坂本・三宅)のミュージカル風パートが最高でした。

そして"転換"前のラスト曲は「バリバリBUDDY!」!お察しの通り、大変ハードなこの曲。
全力でやり切ったメンバーは軽く息切れを起こす事に…「大丈夫?」と井ノ原さんが労っておりました…

暗転後、しばし映像コーナーのお時間。
愛あるコネタで観客をつかんでいきました。

①「確率」の話
メンバー同士が出会う確率とか、ファンとV6が出会える確率とか、割と真面目なところから、
長野さんが「ご当地名物」を食する確率(この日はたこ焼き)や井ノ原さんが話を盛る(!)確率など、
「あるある」を交えた笑いのあるものまで、色々なパターンがありました。

②「距離」の話
メインステージから会場の端までの距離、コンサート中の総移動距離などが紹介され、
三宅さんと他のメンバーの距離が「極限まで近い」と出たときは「やっぱり!(笑)」といった空気が(笑)
そして、メンバーとファンの距離が「いつもそばに」と出たとき、なんと、客席通路にメンバーが!

コンサートでは未発表だった(らしい)「メジルシの記憶」。壁の"ひし形ライト"が雰囲気を出していました。
自分の近くには坂本さんが登場!メンバーは台車で通路を行ったり来たり。
この後の「シメの挨拶」であった話なのですが、森田さんがこの時に台車から落ちそうになったとか…!

そして、再び舞台に戻り、「愛のMelody」「Darling」「スピリット」を披露!
曲にペンライトの動きがピッタリで、「慣れてるな!(笑)」という感じがしました。

賑やかな曲の後は、「君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか(アカペラ!)」と「Timeless」。
しっとりとクールダウンしたかと思いきや、すぐさま「Sky's The Limit」で再びヒートアップ!
「ROCK YOUR SOUL」の間奏を挟み、違和感なく「TAKE ME HIGHER」へ!この時の火柱がすごかった!

ここで、再び映像コーナー。

昔TBSで放送されていたという番組の1シーンが流れました。
内容は「デビューしてから1年を迎えて(96年放送?)、お互いに手紙を読みあう」というもの。
初々しい6人がまぶしく、その延長線上に居ることを考えるととてもジーンとくるものがありました。
メンバーもステージ上で映像を見ており、この後の「出せない手紙」へ繋がっていきます。

いよいよ、39シンフォニーも大詰め!
10周年の曲「UTAO-UTAO」や感謝の気持ちが入った曲、「ありがとうのうた」が披露され、
最後の曲は「Wait for You」。20年を思い返すのにふさわしい曲でシメと相成りました。

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【シメとアンコール】

「シメの挨拶」の後、披露されたのが「~此処から~」。
可動式だった中央ステージが段になり、それぞれ腰かけながら歌う姿が印象的でした。
ここで、コンサートはいったん終了。メンバーは後ろへ戻っていきます。

そして、始まった「アンコール」。
デコレーションしたコンサートTシャツに着替えてメンバーが再登場!
「MADE IN JAPAN」では、坂本さんが土台になり、森田さんを回すパフォーマンスを魅せ、
井ノ原さんが「いつもより多めに回っております!」と盛り上げていました。
(当の坂本さんはやや辛そう…)


「SUPER Very Best」の「ロッピー版」に収録された「HELLO」の後は「CHANGE THE WORLD」。
コンサートは大盛り上がりの中終わったのでした!

混雑を避けるためにのんびり帰っていると、なんと地下鉄に乗ったのが22時を過ぎておりました(!)

シングル曲を中心にセットリストが組まれていたので、馴染みやすいコンサートだったなぁと。
とは言いつつ、シンプルすぎず、派手にキメる所はキメるという、Vさんらしさが詰まっていました。

何よりも地元民の岡田さんが楽しそうにしていたのが印象的でした!
…ええ、しっかりと長野さんのお尻を鷲掴みしていたのを目の前で見ましたとも(笑)