やむろぐ

すきなものちまちまつまみぐい

THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE 2019

公演日・会場:2019年6月22日(土)昼公演 @大野城まどかぴあ・大ホール

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▲まどかぴあってこんなところです(ちなみに右側には大野城市役所があります)

 

TOP HAT」から約半年、ようやく”ガチで踊る屋良さん”を拝める日がやってきました!

 

お伺いしたのは昼の部。
12時30分開場のはずが、すでに多くのお客さんが集まっていてホールの入り口だけ先にオープンしていました。

同時に物販も始まっていて、黒のバンダナとピンバッチ、プログラムの3つが販売されていました。
プログラムは冊子ではなく、レコードサイズのケースに同じ大きさの紙が17枚入っていて、
キャストの皆さんのコメントや稽古風景、「Beautiful Japanese」の歌詞などなど…
ほぼ両面印刷なので結構なボリュームがありました!"ディスコ"だからレコードの形だったんですかね…

物販ブースの横にはテレビがあり、Youtubeにアップロードされていたムービーを編集したものが流れていました。
その下には"ディスコ"の雰囲気づくりなのかカラフルなボール型のライトが…(ちゃんと光ってました)

 

12時30分にホール内への案内があり、中に入ると”市民会館のホール”の舞台上に見事なDJブースが設置されていて、
その上にはスクリーンがあり、ポスタービジュアルをもとにした映像が流れていました。

…と、”いつも”なら開演までの時間をのんびり過ごすわけなのですが、
今回の公演では”楽しむための仕掛け”が入場中の間から用意されていたのでご紹介を。

 

・開場中の”諸注意アナウンス”

普段はスタッフさんによるものが多い”諸注意アナウンス”、
今回はハイビス カス男さん(≒浜中さん)が生(?)で行っていました!
カス男さん自身がなかなかキャラの強い方で、しゃべり方もなかなかのクセが…
なんなら屋良さんが「TOP HAT」で演じてらっしゃったアルベルトに並ぶぐらいのキャラの持ち主です(笑)

 

・決めるぜ!”ディスコクィーン”!

入場開始から大体15分ぐらいたったころに始まった”ディスコクィーン”企画!
屋良さん・浜中さんからの説明、物販ブースからHOME MADE 家族のU-ICHIさんがやってくるという演出を挟みつつ、
20~25人ぐらいの参加者がステージ上に上がり、事前に公表されていたダンスを踊ることに。
途中フリースタイルの時間を設けつつ、10分ぐらい踊った後、カス男さんがやってきて総評を述べるのですが…

「皆さん自由過ぎるよw」と一言(笑)

理由としては
「指定したステップに戻らなきゃいけないのに(指示を出したのにもかかわらず)踊るのに夢中で自由に動き続ける」
「参加者のキャラが強すぎる」というところらしく。

クィーンに選ばれた方はカス男さんから"目印として"フラワーレイを受け取り、
参加者も各々自分の席に戻ったところで公演が始まったのでした。

 

最初はDISCOTHEQUE組のパフォーマンスから!

黒くギラギラした衣装に身を包み、屋良さん以外のメンバーは黒いマスクで顔を覆っていました。
目元にはドラゴンボールの「スカウター」のような装置を身に着けていてメンバーそれぞれでライトの色が変化。
「ミライハマダカイ」や「From dusk till dawn」など、魅せるダンスが素晴らしかった!

その後、舞台に屋良さんだけ残り、「タイムスリップ」をして、「伝説のディスコ」に向かうということに。
「レイワー(令和)のコールで…」という屋良さんに従って観客も声を挙げるも、
何だかどことなくしょっぱい空気が流れ、それを感じた屋良さんがこう一言。

 

「この空気東京公演のせいだからねw」
(何があったのかな…)

 

その後、場面の転換があり、福岡公演のゲストダンサー「九州男児新鮮組」の皆さんが登場!

幅広い世代の面々がスゴ技を繰り出す中、新鮮組メンバーとほぼお揃いの赤いロングTシャツを着た屋良さんが登場し、
こちらも負けじと技ありのダンスでコラボしていました!

ちなみに赤Tシャツには前に「関東男児新鮮組」、
背中に「レペゼン千葉」という文字と千葉県の形をしたワッペン?がついているデザイン。

パフォーマンスが終わると、舞台上にカス男さんが登場し、
ちゃっかり新鮮組メンバーと一緒に袖に捌けようとしていた屋良さんを引き止めてこう一言。

 

カス男さん「ちょっと待て"レペゼン千葉"」
屋良さん「はい?(とぼける)」
カス男さん「あなた"九州男児"じゃないじゃない」
屋良さん「千葉男児です…けど」
カス男さん「"新鮮"でもないでしょ」
(観客、トーク中爆笑)

 

ここからはカス男さんがオーナーだというディスコのシーンへ。

70年代という設定らしく、女性陣は「ドリームガールズ」のような衣装、末武くんはチューリップハットパンタロンという可愛いスタイル、そしてリチャくんはというとネイティブアメリカンの帽子をかぶるというすごくわかりやすいスタイル(!)での登場でした。

ここからはカス男さんのソロ「ぼでぃ♡そうる」が披露。

マッチョな体付き(の柄のTシャツ)をこれでもと見せつけながら、身内3人の手伝いを受けつつ存分に筋肉美を歌うという内容で…しかし、最後にはオチとしてリチャ末にTシャツを引き裂かれて上半身裸(なかなかな色白)になってしまい、屋良さんから痛烈なツッコミが飛ぶ羽目に。

 

屋良さん「ガリガリじゃないですか!早く上着着てください!」

 

慌ててカス男さんに上着を着せると、カス男さんはそのまま本気の休憩タイムへ。DJブース近くにおいてあった水分を手に取り「ストロー長くて飲みにくい」というクレームに再び屋良さんの「本気で休憩してるじゃないですか!」というツッコミが...

 

その後、お客さんも巻き込んだダンスタイムへ。

新鮮組メンバーも舞台にやってきて、東京公演では見学に来ていた後輩に降っていたレクチャー役を、大野城市のキャラクター「大野ジョーくん」にお願いすることに。

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▲会場最寄りの春日原駅近くにあったシャッターアート。右端にいるのが大野ジョーくん

振り付けのうち、フィーバーポーズのレクチャーの際「座席が狭くうまく動けない時」の代替案として「胸のあたりで手を置く」という振りがあり、その話をカス男さんがジョーくんに振った際、表現が少々?やらしい感じになってしまい、

「これ市の担当者さん大丈夫ですか?!」と素で屋良さんが慌てる羽目に…

合わせて(?)手の振りと腰回しを組み合わせたものもあり、こちらは主にリチャ末が担当…末武くんのレクチャーがなかなかセクシーだったことをお伝えしておきます(笑)

その後、ダンスタイムは屋良さんがハンディカムを持って客席を巡り、観客に紛れてしまい舞台上のメンバーから「どこいった?」と探されるコントみたいな流れがあったり、YMCAをもじって「YARA」にしたり、会場はかなりの盛り上がりに。そして、屋良さんがステージに戻ってくると「スーパージョッキー」的な生着替えセットが登場。時々カス男さんがハンディカムを中に入れながら(!)着替え終わるのを待ち、中からはジョン・トラボルタ(サタデーナイトフィーバー)のような衣装にチェンジした屋良さんが登場!

 

ここからがディスコクィーン企画のご褒美タイム!それまでの曲調とは打って変わってムーディーな音楽が。しばしのチークタイムの後、企画の目玉である「写真撮影」…の、はずがなぜかカメラの調子が悪く、ポラロイドのフィルムが出てこないというハプニングが発生。焦るユーイチさんと心配する屋良さんが微笑ましい一幕でした。

一旦場面は次に移り、カメラの調整が続く中、リチャくんは延々とモップがけを。そして、調整が終わった後、一旦袖に入っていた屋良さんが再度登場し、ディスコクィーン企画は暖かい感じで終わったのでした。

一段落したあと、ステージにはリチャくんと末武くんだけに。延々とモップがけをしていたリチャくんが急にお腹を抑え痛がるしぐさを見せ、こう一言。

 

リチャ「昨日モツ鍋を食べすぎたかもしれない…5人前ぐらい食べたからかな…」
末武くん「僕も同じもの食べましたよ?」
リチャ「…それじゃ、今朝食べたバナナ…」

 

「お腹が痛いから代わりに掃除を…」とリチャくんがモップを末武くんに渡し、そのまま掃除を始めると、DJがディスクを回すような小気味いい音が。

「リチャくん聞きました?!今の、」と末武くん。「え!何そのかっこいいの?」とお腹が痛かったはずのリチャくんがノッてきて、末武くんからモップを返してもらい、同じように床を吹くとなんともコメディな「ギュウン…」という音が。

二人のモップがけがしばらく続くと、ちょっとずつ音楽に変わっていき、スプレー缶を持って出てきたユーイチさんがスクリーンに向かって吹きかけるとグラフティアートが完成して白いスーツの屋良さんも登場!ここで「Beautiful Japanese」が披露!日本感たっぷりだったYoutube版とはまた違って、クールな感じが良かった!

演奏の途中、再び九州男児新鮮組のみなさんが登場し、セットされていたラジカセのテープをすり替え、なんとダンスバトルが開始!このときは屋良さんだけでなくDISCOTIQUE組全員でのバトルだったのでとても見ごたえのあるシーンでした!どちらともすごい技の連発でした…

 

このあと、一旦舞台が暗転し、次に登場したのがいつかさん。「私のビートを聞けー!」と叫び、手元にあるMPC(音の出るパッドのようなもの)を使って演奏を始め、いつしか屋良さんも合流して最初は一つの音だったのが徐々に音楽になっていくというシーン。それまで賑やかな場面が続いていたので新鮮な感じでした。

 

最後の方は音楽のm.c.A.Tさんも映像出演してメンバー紹介へ。DISCOTIQUE組も九州男児新鮮組のみなさんも登場してステージ上は再び賑やかな感じに!リチャくんの”Aぇ!ポーズ”?もかっこよかった!

 

これまでずっとV6関係の公演しか行ったことがなく、ほぼアウェーな感じでお伺いした「DISCOTIQUE」でしたが、踊りっぱなしで、ステージのレベルも高くて、とても楽しかったな!と思える作品でした!